日記

最終的にはメイクマネーしたいです

元BOOK-OFF店員のBOOK-OFFの歩き方

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数駅先の大きめのBOOK-OFFに行ってたくさん本を買いました!

実際にはこの右の『ヤコとポコ』というのは普通に新品のをアマゾンで注文していたものですがちょうど今日届いたので一緒に紹介します。

 

BOOK-OFFで半年くらい働いていたことがあるので、ちょっと得な方法というか、お金がないのでなるべく安く済ませようという気でいつも店内をウロウロします。

 

ですので今回は、本の値段とか気にしないわー、という人は読まなくていいのでその本今度貸してください

いつも新刊で買うわー、という人、ありがとうございます。あなたが新刊で買ってくれるおかげで出版業界、著者は仕事を続けられています。多分

 

まず値段から言うと真ん中の本たちは110円でした。このサイズの本(文庫本と言います)では最低額で、これ以下にはなりません。

左の大きめの本(単行本)は200円でこちらも単行本では最安値です。

 

bookoffに売られる本は、少なくとも働いていた時は、全てバーコードを読み取ってbookoffのデータベースに基づいた値段がつけられます。その値段が最高額になるのでそこから本の汚れや、記入が無いかなどを確認してあればその分減額したり、場合によっては買取ができないと判断することもあります。

 

 

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このラベルを見てもらうとわかるのですが、一番奥?に貼ってある端が緑のラベルには税込410円と表示されています。

つまりブックオフのデータベース的にはこの本は410円と言うわけです。

 

ですがブックオフには連日連夜多くの人が本を売り、また買います。

長い間誰にも買われない本はその場に永久にその価値で留まることはできません。輪廻です。

 

というわけでこのラベルの色は棚に入れた時期を表しており、例えば新しい本を入荷したいのに本棚がパンパンで入らないよという時はその本棚から古いラベルを探し出して値下げをするのです。その際は簡易的なハンコのようなラベル貼りを使うので、黒の小さいシールが110円を表示しているのがわかると思います。ですのでこのカラマーゾフの兄弟の一巻は300円も得したんですね、ラッキー!

 

基本的には昔の日本人作家の本とかはそもそも100円が多いのですが、有名な海外作家は普通に500円とかするので行ったら絶対海外作家の100円棚はチェックします。

ただ店側もボランティアではないので状態よくて大幅値下げされてる本とはなかなか出会えません。とほほ

 

自分がブックオフ行く時考えてることこれくらいしか無かったんですけど、せっかくなので他のトリビアも教えておきます。

 

漫画も基本的に同じです。同じのが何冊もある場合とかは値下げしてましたが話題の本とかには敏感なのでキングダムが100円で売られてることはないと思います。文庫サイズの漫画は穴場で、結構大幅値下げされてたりします。ゴルゴ13とかブラックジャックとか。

 

あと、状態悪かったり非売品だったりして買取できない場合、店で処分することもできるのですが、たまにネットで「処分するって言われたはずなのに後日来て見たら同じのがあったぞ!」って見るんですが、少なくとも最近では起こるはずがないシステムになってます。昔はどうかわかりません。

 

CD,DVDは、500以上の棚にあるやつはほんと同じ理由では値下げしません。500円の棚にあるのはたまにしてました。

 

本棚の下の棚開けていいのか問題。確かに表に出てるのが全てとは言い切れないですが、一般的に考えて店の物ですし勝手に開けるのは辞めたほうがいいと思います。裏で勝手に開ける客の悪口いうことはありませんでしたが。暇そうな店員さんに聞くのがいいでしょう。

 

立ち読みしてる客は、本補充する時退かない奴にはどけよ雑魚がと思っていましたが、それ以外は全然気にならなかったです。たまにはその店で何か買うと、その店は潰れずに営業できるし良いんじゃないかと思います。自分も今は中古屋で買うばかりで、著者には金を払っていないことになります。だいたいみんな死んでますけど。でも翻訳家の人がいたりその出版社があったり、本一冊出すのに大変な苦労ですよね漫画も小説も。いつか手持ちに余裕が出てくればなるべく新刊で買おうとは思っています。

 

こういう話して良いのか不安になったんですが、別にそれでブックオフが損することないだろうし、むしろ最後にみんなもブックオフ行こう!と宣伝したくらいです。

 

って友達が言ってました!

 

 

 

読んだ感想とか書こうと思ってるのでよかったら読んでください。読まなくて良いですが。

これ以降は個人的な話なのでブックオフのワザップ知りたい人はもう終わりです。

 

 

 

 

自分、読んでみたい本ってめちゃくちゃあるし延々に溜まっていくんですね。

 

ですので値段いくらでも良いやって気持ちで買うと無限に買い続けれるので、現在進行形で応援してる作家や、何かのきっかけでどうしても読みたい本以外は、100円コーナーの一期一会スタイルを取っています。

前述のカラマーゾフの兄弟とか、この訳だとパート5まであるんですよね。いつになったら全部揃うんだろうって話なんですけどとりあえず他の読んで、もし1読んでどうしても欲しくなっちゃたらなんとかして買おうかなと思ってます。

 

 

ところで一番上の写真の右手にある『ヤコとポコ』、めーちゃくちゃおすすめです。ツイッターでその作者さんを知って、アマゾンで1巻試し読みできたので読んでみたら世界観に惹かれて、時間できたら絶対買おうと思っていて今日届きました。

ちなみに『花のズボラ飯』というグルメ漫画も描かれていますが全く内容は全然違います。とりあえず一巻無料なのですぐ読んでください。

 

ヤコとポコ 1【期間限定 無料お試し版】 (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと!) 水沢悦子 https://www.amazon.co.jp/dp/B084KRRGY4/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_7bavEbQZJNTW6 

 

 

 

絵柄からもわかる通りのほほんとした漫画なのですが、世界観の土台がしっかりしているし様々な事が繋がっていたりするストーリーもかなり練られてるなという印象を受けて、5巻まで出ていてとりあえず全て読みましたが、すでにどう着地するか決まってるんじゃないかなと感じました。

 

個人的には、付いてた帯に『泣ける漫画』と紹介されていて、そういうの言われると逆に萎えるなと思ったのですが、正直、実際泣けます。

自分、感情無いんですけど、2巻の最後の方でアレがポロリしちゃいました。

 

絵柄の割にというと失礼ですが、キャラクター全員がかなり複雑に感情を持っていて、漫画の絵だけ観るタイプの自分には一回読んだだけでは理解できない表情やコマがあったりします。あと10回は読みます。

 

インターネットが無くなった後の世界が舞台なのですが、それも一気に説明はせず、かなり自然な流れで、インターネットがあった昔との比較があったり、かと言って説教臭くもないちょうどいいバランスなのです。

あとくすりと笑えます。10月なのにもうこたつ出してることを他の人に口止めされる下りとか、電車の中でガーハッハッ!と思い出し笑いしちゃうくらいです。もう1つすんごい笑えるシーンあるんですけど、ネタバレになっちゃうんであんまり言わないでおきます。

 

 

というわけで超絶おすすめなので買ったりして読んでください。

超有名作家の漫画とかって、もちろん諸々の論調は理解できるのですが、別に自分が買わなくても...って思っちゃって友達に借りたりレンタルしたりしちゃうんですよね。某サイト然り。

翻ってマイナーな作家さんだとそもそも読む手段が無いし、お金払わせてくれまで思うんです、お金ないのに。でもマイナーな漫画知ってる俺かっこいいなって優越感をくれるでしょう?

 

 

とにかくちょっとてきとうになろうと思わせてくれる良作です。

 

好きですねぇ〜

 

え!ポケモンだいすきクラブの会長が書いてたんだ...